当院のご案内

子どもの病気は無いにこしたことはありません。しかし、子どもは成長の過程で一定の病気をしてしまいます。むしろ、ある面子どもは病気をしながら強く育っていくものです。いろいろな病気になっても、上手く対処し早く元気になっていただき、お子さまが元気に成長していただけるよう、小児科医としての豊富な経験をもとに共にお手伝いいたします。

午前診察は小児一般診療をしております。どんな些細な事でも気軽にご相談ください。

午後診察はアレルギ－専門外来（完全予約制）です。十分な時間をとって診療しております。

一般の病気

ねつ、せき、吐きくだし

これらの多くは身体を守るための症状でもあります。
自然治癒威力を生かしながら、早く治るように診ていきます。
便秘や夜尿症などもご相談ください。

アレルギー・呼吸器の診療

気管支ぜんそく、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、じんましん等の専門的治療をいたします。

気管支ぜんそく

ぜんそくは、原因となるアレルギー物質（ダニ、猫、犬などのアレルゲン）やタバコの煙の暴露、感冒や運動などの刺激によって気管支が狭くなって、咳やぜん鳴（息を吐くときにヒューヒュー、ゼーゼーといった音がする）、呼吸困難を生じる病気です。治療は原因となるものを適切に除く環境整備と、必要に応じた予防のための薬物治療が大きな柱となります。治療が適切に行えるようしっかりとお話しをうかがいし、喘息日誌で症状を詳しく確認いたします。血液検査や呼吸機能検査などで病気の重さを判定します。そして、適切な治療が出来るよう支援いたします。

食物アレルギー

適切な診断が最も大切です。このためにしっかりとお話しをお聞きし、血液検査を実施します。また、食物日誌も活用いたします。必要な場合には、積極的に経口負荷テスト（実際に食べて症状がみられるかどうかを確認するテスト）を考えていきます。経口負荷テストは、提携医療機関を紹介し実施しています。

その結果で原因となる食物を除去するようにします。単に原因となる食物除去を指導するだけでなく、安全に食べていただける量を摂取することでより早期に除去を解除できるようにもっていくことを支援しています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は乳児期から発症することが多く、当院でも診療を行っています。治療はスキンケアと軟膏塗布が中心になります。軟膏の中でもステロイド外用薬が基本となります。アトピー性皮膚炎を早期に改善させることはその後の再燃を押さえると同時に、食物アレルギーなど他のアレルギー疾患の発症を予防するためにも重要と言われています。

気管支ぜんそくや食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などの病気では経過が長いので、病気と上手く付き合い、病気をもっていても楽しく幼稚園・保育所・学校や家庭の日常生活をおくっていただくことが大切と考えています。